ジャッシュ! @Chikafujiです。
@前回までのあらまし
ついに最後の大一番、フェニックス対アリステラが本格に開幕。
高度な探り合いを経て、ディクシアの暗躍の真相が語られ、ますます両者の遺恨が深まる。
一見フェニックスが優勢に見えるが、オメガ宗家の者のみに与えられしオメガハンドがディクシアが右手でアリステラは左手であり、ディクシアとのスパーリングで慣れていたフェニックスは左右差の調整に戸惑い苦戦。
そして、大技「Ωアポカリプスクラッシュ」を被弾してしまう…
@中盤戦〜パワーを凌駕する知性〜
大技「Ωアポカリプスクラッシュ」が炸裂!
フェニックスダウンか!
と思いきや、
軽快に起き上がる!
「オレを仕留めるには高さが60cm、角度が15度足りなかった」
「高さと角度だと?」
つまり、その前のバックドロップはフェニックスの間合いだったため、仕留めるには至らなかったと。
屁理屈はともかくダメージ食らってるだろ!
と一笑するアリステラ。
いや、そうですよね。しかもこの時点ではあまり触れられてませんが超人強度パワーの差が如実にあるはずなので、確実に決まってるはずですが…
ラリアットを合気道のように切り返して、腕固めに。
フォーフィンガースプラッシュも既に動きを読み切り、難なく躱す!
しかし、アリステラはそれを読み、ブレーンバスターの体勢に捕まえて飛び上がる。
決まったーーーっ!
アリステラの超上空からブレーンバスターが!
「効いてない」
「言ってやったろう
次は角度が12度、高さが35cm足りなかった」
実はフェニックスがKOされないように自分で首の角度を変え、僧帽筋を拡張させて衝撃を分散させていました。
さらにそれを挑発に使い、相手の焦りを誘導するように仕向ける。。。
「知性こそ超人格闘技者の源!
その最大の本質は防御力の高さにある!!」
なんと、キン肉マンの世界で大半の超人は知性がない出来ていないぞ!
怒り心頭のアリステラはマウントポジションからパウンドの嵐。
恐らく時代背景的にはこの頃はグレイシー柔術が席巻する前のため、この攻撃は存在しないはずですが、この進化したキン肉マンの流れで、宇宙からの侵略者が使うとなると全く違和感ありませんね!
パウンドを受けながらも余裕を見せて、さらに挑発するフェニックス。
実はここでフェニックスはこの試合唯一の致命的なミスを犯します。
ここだけは計算通りというよりは口が滑った感はありましたが、、、
「パワーの壁など無きに等しい!!」
しかしアリステラは切り返し、今度は高さも角度も申し分のない技のセットアッ…
いや、さらにフェニックスが体勢を入れ替えて、
「不死鳥サンダーストーム!!!」
ぎゃーカッッコいいイァーー!!
@超高度な攻防の応酬に胸が躍る!!
中盤戦は本当に面白くて、この試合のハイライトだと思います。
パワー・総合力のアリステラに、
神のパワーを拒否し、パワー差を知性で立ち向かうフェニックスの対比が素晴らしいの一言です。
しかも特筆すべきは、知性を使いテコや切り返しで反撃するだけでなく、相手の技の軌道や確度、自分の位置等を先読みしてダメージが最小限となる受け身を取るとか、いかにもフェニックスらしくて好きです。
ただ、途中の心理戦での会話にてフェニックスは致命的な一言を言ってしまうことで、戦況が変わってしまうのですが。。。
アリステラもフェニックスに翻弄されてるとみせて、実は神のパワーが備わっているか、それをいつ使って来るかを探っている節もあり、フェニックスが華麗に決めてくる技に対して単純に体力差でダメージを回避していますのね。
アリステラの目的は、相手にいかに巨大な力を使わせ、自分のパワーとしてラーニングさせられるかが後々判明しますので、終始その戦略を徹底しているのがわかります。
というかそういう戦法を取られるとチート過ぎて、どう攻略すりゃいいんだよ!ってくらい反則ですよ。。。
最後のフェニックスの不死鳥サンダーストームは、ネーミングも見た目の派手さも秀逸でお気に入りの技です。
さあ、アリステラに決定的なダメージとなるか、次回が楽しみです!!
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