ジャッシュ! @Chikafujiです。
今日は遂に辿り着いたルヴァンカップ決勝、コンサドーレ札幌対川崎フロンターレ戦を観戦しに来ています。
@前半
入りから相変わらずのスロースターターぶりで、ディフェンスのチェックも甘く、早々から札幌にチャンスを作られる。
逆サイドからクロスが入ると割と両SBがルーズにマークをついているのでチャンスになりやすいし、札幌も完全にフロンターレの弱点を突く練習をしてきたなあというのがわかります。
失点した10分の場面も札幌の右サイドの白木選手に良いクロスが入り、車屋選手の良さが甘く突破され、シュートは外れるも逆サイドでつめていた菅選手に決められてしまう。
登里選手もマークしてなかったが、MFの戻りも遅いためほぼドフリー。
とにかく前線からのチェックが甘い、というかほとんどしてない。
運動量でもスプリント数でも全然足りてないでした。
ダミアンが決定機を3本も外すとかもあったし、そもそもダミアン入れてるのにダミアンにボールを入れないのはいかがなものなのか。
前半ラストに阿部選手がGK股抜きシュートで辛うじて同点に。
@後半
恐らくハーフタイムで指示があったようで、
前線からのチェックが厳しくなった。
右サイドの家長選手から攻め出し、決定機を何度か作り出すが、脇坂選手がことごとく外してしまう…
ダミアン選手が前で張ってるのは良いんだけど、そこにボールを入れないので前線の起点が作れない。
3人目の動き出しで崩していくのはさすがだけど、ダミアン選手が浮いてしまって攻撃の厚みがうまく作れないんだよねぇ。
リーグ戦での停滞して時と同じ状況に。
もちろんゲームの流れからうまく噛み合わない時間帯があるのは仕方ない。
そういう時に流れを引き戻していたのが献身的な守備だったのにそこが今季はあまり徹底されてないように思えるのだけども。
後半の15分あたりで、
脇坂選手に代えて中村健剛選手投入!
士気が否応にも上がる!!
中村選手のCKに会場内は大盛り上がり!
セットプレーは確実に活かして行きたいのだが。
中村選手が入って、前線からの引き出しがより流動的になり、かつ中村選手がかなり前線からのチェックをかけることで徐々にペースを変えていく。
ただ、コンサドーレがほんと良かったのが、ボール奪取後のカウンターサッカーが素晴らしく、登里選手が上がった背後を白木選手に入れて徹底的につき、2〜3人でフィニッシュまで持ち込めるというサッカー繰り返すことで川崎フロンターレの厚みのある攻撃を防いでました。
後半25分あたりに、ダミアン選手に代えて小林悠選手を投入、待ってましたのアンパンマン小林選手!!
決定力に加え、ポストプレーのポジション取りもうまく、パス出しまでレベルが高いため、さらに攻撃のバリエーションが増えた川崎。
そして遂にその時が!
中盤でボール奪った田中蒼選手からのドンピシャクロスに、きっちりゴールを決めきる小林選手ーーー!!!
ゴールの瞬間に感情が爆発ー!
ハンド疑惑もありましたが、ゴールが認められて、2ー1にスコアをひっくり返す!!!
さあ、終了まで残り7分ほど。
時間をかけてボール運び、キープして試合を決めにいくフロンターレナイン。
アディッショナルタイムは4分。
さあこのままいってくれよー
うん?
変なボールの取られ方してカウンター受け出した。
いや大丈夫だ、決めてくれるよ。
残り1分程でCKを取られる。
うわ、嫌な予感がする…
頼むぞ!
え?!
まじかよ!
アディッショナルタイムラストで同点ゴール入れられた…
うわー今シーズンこの光景を何度見たことかー
そしてすぐにタイムアップ。
まさかの延長戦に。
いやいやアマンダ歌ったよ、なのに同点にされるとかないわ!
*アマンダ:勝利がほぼ確定時にアディッショナルタイムに歌うチャントです。
@延長前半
時間稼ぎも兼ねた長谷川選手投入を延長前半頭から行い、まずは点を取りにいく姿勢に。
ただ全体的にぎこちなく、同点にされたショックを引きずっているようでミスが目立ちだす。
特に鈴木武蔵選手のマークの受け渡しがちょいちょいうまくいかずにフリーさせてしまう山村選手とカバーリングが徐々に後手になる谷口選手を上手くつかれ、チャナティップ選手が得意のドリブルで抜けてきて失点の危機に!
後ろから慌ててチェックする谷口選手でしたが、明らかな反則にて倒してしまう。
イエローカードが出されて、ほぼP・Aの手前からのFK。
うん?主審がなにやり通信のやり取りをし、
なんとVAR判定に。
確認後、まさかの谷口選手、退場だとー!!
そしてFKを直接決められて逆転される…
呆然………
鎮まり帰るアウェイスタンド。
鬼木監督はすぐに動く。
大島選手に代えてマギーニョ選手投入。
彼はディフェンス人数だけでなく、裏のスペースをその運動量でカバーリングする狙いもありました。
思った以上に相手のチャンスの目を潰すマギーニョ選手!
素晴らしい!
この頑張りがもう一度フロンターレに流れを引き寄せるキッカケになるはず。。。
このままタイムアップ。
@延長後半
人数も少なく劣勢ではありながら、ボールポゼッションを保ち、中村選手、家長選手、田中蒼選手がしっかりボールを回しリズムを作る。
長谷川選手がサイドで起点を作ることで相手もそちらに引き寄せられる。
まだだ、まだ諦めんよ!!
そして、掴んだCK!
キッカー中村選手から、山村選手が頭でシュート!
こぼれてきたところを小林悠選手が決めたーーー!
やっぱ、お前だ、悠ーーーー!!!
あまりの興奮と感動で、声が詰まりました。。。
ついに同点!
さあ勝ちきろう!
ただ、決定機を決めきれずタイムアップ。
とうとうPK戦までもつれ込む。
もう堪らん、息ができないほど緊張する。
サッカーでここまで緊張するのは久しぶり!
@PK戦の決着の果てに
泣いても笑ってもこれで決着のPK戦。
1人目 小林悠選手
きっちりゴール!
コンサドーレも成功。
2人目 山村選手
人選が意外だったけど、冷静に右サイドに流し込みゴール!
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