ジャッシュ! @Chikafujiです。
鬼才、井上敏樹&ザ・特撮 石田組回ですね。
相変わらずストーリーがなんか刺さりますわ。
蝶野潤一という青年がキーマンとなり、自分の命の重さについて考えさせられる。
チョイ役と思いきや、
思いがけず1視聴者の代表のような役割にて、五代や一条さん、椿さんから諭され、
またグロンギに理不尽に命を絶たられることの恐怖を味わう、
等を通して、こう、頭では分かっているようで実は甘く見ている部分に、ハッとさせられます。
この上手く言語化できないザラッとしたものを突きつけられるのが井上脚本なのかなぁと。
監督:石田 秀範
脚本:井上 敏樹
EPISODE13「不審」
放送日:2000年4月23日
EPISODE14「前兆」
放送日:2000年4月30日
ビランの鋭い爪やキバに、タイタンフォームで対抗。
一条さんとの連携で追い詰めるが、あと一歩で逃げられる。
九郎ヶ岳遺跡より発掘された鉱石類。
後のゴウラムとなる。
自分の素行と病気によって、自暴自棄となり、命を軽視する発言に、椿さんは死ぬという現実を突きつける。
人は必ず死ぬ。それまでの時間をどう使うかは人それぞれだが、その時間を理不尽に奪う未確認生命体を許せない!という椿さん。
それでも未確認生命体へ近づこうとするが、
理解されるどころか獲物扱いされ、
まさに「死」が頭を過ぎる瞬間、
クウガが間一髪間に合う。
蝶野青年は、こんな奴に助けられたのかと呟き、何処かへ去る。
大きく深いテーマを提示され、綺麗に解決しないまま、エンディングとなる。
実に井上脚本らしく、まさに石田監督の演出といったところですか。
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