ジャッシュ! @Chikafujiです。
またまたターニングポイントとなる話でした!
うーん、魂を揺すぶられました。
これまでのそれぞれの掘り下げや伏線、悩み、苦しみ抜いて、結びつき合う絆。
このそれぞれの邂逅が良い流れでした。
でも、根幹はやはり津上翔一の在り方、人の接し方が、真魚に、葦原涼に、そして氷川誠に伝わり、救い、そして、また翔一に還ってきて、彼を奮い立たせる。
この輪廻のような縁のような絆の紡ぎ方がほんと良くできてます。
34「呼び逢う魂」
放送日:2001年9月16日
監督:金田 治
脚本:井上 敏樹
アギトが津上翔一と知り、榊亜紀の件にて叱責する葦原涼。
津上翔一はしっかり否定し、今まで人柄から葦原涼も納得し、信頼する。
この辺りの描写をしっかりやるとのは井上敏樹脚本の素晴らしさ。
この後、倒れた津上翔一を介抱し、以前に世話になったことに礼を述べる葦原涼の描写も。
真魚ちゃんを遠ざける津上翔一に、氷川誠に護衛を依頼する。
相変わらずこの2人のわちゃわちゃは和みます。
津上は贅沢だな。幸せだ。こんな暖かい帰る場所がある。
俺には帰る場所がない。
菜園のトマトを頬張り、微笑む葦原涼。
…うーん、感慨深く、そして妬みや嫉みじゃない、成長した葦原涼がそこにいました。
真魚ちゃんの手作りお弁当には想いを伝えるための手段として唸らされます。
そもそも彼女は料理どころか家事もろくにできなかったはず。
津上翔一に想いを伝えるため、帰る場所がここだと伝えるために起こした行動として胸を打たれます。
そして、
「人のためにはあんなに勇敢なのに、自分のためにはどうして戦えないの!?」
ストレートかつ年相応、そして今までの積み重ねた信頼関係を表した素敵な台詞です。
そして、この笑顔!
前に立つことすら避けていた水のエルロードに、煥然と立ち向かう津上翔一。
決意を新たにしたアギトの姿は、バーニングフォームと変貌する。
マンティスロードをバーニングパンチ一撃で退ける。
この流れの中で、新フォーム、その強さを一撃で見せつける。
最高の展開ですよー!
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