ジャッシュ! @Chikafujiです。
お仕事勝負2戦目、
住宅販売完結編でしたー!
石田監督ならでは演出で、
随所にハッと気づかされる部分が多く、
今までの監督達とは違った切り口はある意味新鮮でしたー
このアバンタイトルでの一幕は、
1人1人の演技プランが無いとなりたたないやり取りになんか見入ってしまいました。。。
第20話「ソレが1000%のベストハウス」
脚本:高橋 悠也
監督:石田 秀範
アクション監督:渡辺 淳
特撮監督:佛田 洋
@ストーリー感想
第1クールが怒涛の展開過ぎたので、
仮面ライダーサウザーおよび
ZAIAとのお仕事対決は、
じっくり人物の掘り下げに費やしていて
ちょうど良い期間です。
まるで平成第1期や2期のドライブまであたりの頃をちょっと思い出しました。
人間の根底には、
妬みや憎しみ、焦りや不安も混在していて、
華やかに見えるような陰でその感情と戦い、
時にはその感情に委ねてしまいながら生きている。
今回の新屋敷氏こと一色さんは、
その表現を如実に示してくれてかなり感情移入できたなあ。
ヒューマギアの純粋なまでの業務への遂行する様は真理だけど、
残酷なまでにリアルな感情を持つ人間を揺さぶり、時に打ちのめされる。
そして、そのやるせ無さや敗北感のやり場のない怒りは、他の人間やヒューマギアに向けられる。
それはこの先の現実世界にも起こりうる事態なんでしょうね。
でも、そのアンサーとして、
人はいずれ気づける、
または、人やヒューマギアに気づかされた時に、
素直に認めて、また歩き出せる。
それを垣間見た気がしました。
時折り映る関係なさそうな風景描写、
演者の顔に水面が反射している描写、
住宅の候補地を湖の側にして自然を映すといった細やかな描写は、
恐らくAIでは表現するまでにはたどり着けず、
石田監督ならではの情緒あふれる表現にて、
その対比もまた面白いなぁと感じました。
うーん、奥深いなぁ…
【プレイバック】
諌はもっぱら滅との絡みが多いなぁ。
飛電インテリジェンスがセキュリティ強化しているから、マギアの暴走もめっきり減ってて、仕事減ってるんでしょうねぇ…
或人のある意味無茶な願いを、
以前なら一喝して逮捕に向かうところを、
猶予を与えるようになり、
或人と諌の関係性の変化が見て取れますね。
この下りはウラ仮面ライダーで視聴できます。
破壊された最強匠親方が5つ子ちゃんに!!
ヒューマギアは最高水準の技術を量産できるといったこともできる。
チートやん!
今話は或人の様々な描写を堪能できる回でもありました。
社長として思い悩み、是之助先代社長の言葉に決断を下していく。
その都度の高橋さんの演技が光ります!
「お客様が心からの笑顔になれば、
家も笑顔になりますから。」
ヒューマギアにとっては、人も家も上下関係はなく、感情を感じると考えているようです。
これもシンギュラリティの兆候なのか?
レイドライザーを配る謎のフードコートの人物を追う諌。
ここの描写は後の伏線になりそうですが、
諌が見ているのは幻なのか?
それとも諌にしか見えていない映像なのか?
謎が謎を呼びます。。。
販売金額の勝負より、お客の本心を見抜けずに敗北したと認めた新屋敷氏の笑顔は、
憑物が落ちたかのような晴れやかなものに。
いやぁ名演でした。
結局、第2戦も「ZAIA」の勝利となる。
いよいよ、追い詰められてきた或人。
ただ、或人の中には、逆に何か確信めいた自身のようなものも生まれてきているような…
@戦闘パート
【Aパート】
ヒューマギアを貶めることで、
人間への憎悪の感情を芽生えさせ、
マギアに変貌させる
という過程を確信犯的に発生させる新屋敷氏。
そして、マギアよりレイダーの方が能力が上という状態に。
通報を聞きつけ駆けつけた諌はパンチングゴングで応戦。
すると、計ったかのように天津垓が登場。
「私は私の仕事をするだけだ!」
マギアを粛正すると、早々に立ち去る。
これは天津垓が指示したことなんですね。
どんどん小物臭が強くなってきてるような…
【Bパート】
負けを認めたくない新屋敷氏は、
スプラッシングホエールレイダーに変身。
或人は、アサルトシャイニングホッパーに変身し、応戦する。
うん、変身シークエンスカッコいい!!
シャインシステム無しでも圧倒し、
シャイニングストームインパクトを炸裂させる!
石田監督は特殊撮影技法よりは、
スーツアクターさんの殺陣を見せてくれますね。
マギアとレイダーの怪人対決とかなかなか見応えがありました!
ゼロワンでまたメガホンを取る日が来るのを楽しみにしてます!!
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