【ライダークロニクル】仮面ライダー鎧武 第25話感想 師弟として、そして迷走する自分自分と重ねて、シャルモンコンビは、いつか掴み取る明日に向かい、歩んでいく…

仮面ライダー
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ジャッシュ! @Chikafujiです。

ギャグ回ですが、、、

割と伏線が散りばめられていて、

戦極 凌馬とサガラ、シド、葛葉紘太と駆紋戒斗、そして鳳蓮と城之内の心情がしっかり描かれていて、見応えありました。

石田監督のこういう回の表現方法は、彼の中で王道なのか、それともチャレンジングなのか。

鎧武は虚淵脚本により、アニメ的な流れや映像手法が比較的多い中、

石田監督もキャラを引き出して掘り下げることにかけて素晴らしいので、

その両者の掛け合いからとんでもない回になったのかな…と。

これが後の仮面ライダー鎧武 外伝 仮面ライダーグリドンに繋がったといっても過言ではない。。。

葛葉紘太の言動や行動には、リアタイ時、ほんとイライラしたんですが、、、

やはり冷静に俯瞰で考えると、真実が見えているのは葛葉紘太、駆紋戒斗、ミッチ、戦極 凌馬達3人、サガラだけだから、当然迷うし、不安で当然ですよね。

しかも、彼に寄り添う考えの人がいないことを考えると、、、

でも、葛葉紘太は変に擦れたりせずに、逃げずに真っ直ぐに問題に向き合う所が魅力です。

ようやく気付きました。

惜しむらくはこの時点で分かり合える仲間が側に居たら…

いやいや、まあ結果は…ねぇ、良かったんですよね。

第25話「グリドン・ブラーボ 最強タッグ」

放送日:2014年4月13日

監督:石田 秀範

脚本:虚淵 玄/鋼屋ジン

鳳蓮と城之内の師弟関係は、実は深いところで繋がってることがよくわかる描写ですね。

「やりたいことが見えてる人間なんているわけないじゃない。」

城之内を諭す鳳蓮の言葉は、恐らく自分にも向けて言った言葉かと。

超一流パティシエにして、

フランスで従軍した経験を生かした傭兵としても一流で、

一見すると成功者そのものなのですが、

その非凡なる才能を持て余すように満たされない想いから迷走しているように見えます。

また城之内も外面を気にするあまり、そのそつ無くこなす性格とオールマイティな能力で、いつしか結果ばかり気にして奔走するようになっていた。

非凡ゆえに陥る迷走に、心のどこかで自分を重ねた鳳蓮は、まるで自分自身を導くように城之内に時に厳しく、そして時に細い目で彼を守り続ける。

師と呼べる人に出会ったことがない自分にはその2人の関係は羨ましく、そして羨ましいです。。。

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