キン肉マンJC56巻 銀さんから託された未来!そしてニャガさんとの永遠の別れ。。。

キン肉マン
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ジャッシュ! @Chikafujiです。

 

前回に引き続き、キン肉マンJC56巻の感想を書きます。

 

とにかく56巻は神巻でした!(ソレハキイタヨ)

それに尽きる!!

 

そして、ボリューム満点で、お腹いっぱいです。。。

 

 

前回のレビューはこちら。

キン肉マンJC56巻 銀さんニャガさんが今ひとつにそして完璧始祖消滅?

 

 

@決着!そして全ての完璧始祖消滅?

サイコマンが破れ、ついに始祖10個のダンベルが揃うことに。

 

この始祖のダンベルとは、 (セツメイシヨウ)

神に近い存在として超人たちを導いてきた始祖10人とザ・マンこと超人閻魔が、

超人達が自分たちだけで時代を切り開けると認めたときに、

超人墓場の奥に設置してある祭壇に10個全てはめると、

始祖達11人が消滅するというものでした。

 

 

10個のダンベルを祭壇にはめると・・・
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ザ・マンと10名の完璧始祖全員が・・・
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消滅する!!
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将軍さまも銀さんもこれが目的でしたので、ついに念願が叶うのです。

 

 

銀さんはつぶやく。

「ああ、僕たちは消えるんだ。でもそれは哀しいことじゃない。」
「だっていつかはそうなることを、僕たちは望んでいたはずだったんだから・・・」

 

なんて、悲壮な覚悟。。。

 

 

本当に11名がそれを望んでいたかは今となってはわからないが・・・

 

 

 

そして、ジャスティスマン、テリーマンがいる階下のサイフォンリングへ降り立つ銀さん。

 

 

ここで少し、考察を挟みます。

もともと、地上の超人の中に出てきた理解しがたい超絶パワーが生まれ、それを危険視した超人閻魔率いる完璧無量大数軍が侵攻してきたことに端を発したこの闘い。

これを事前に察知して、悪魔超人軍を再結成して迎え撃つ準備を進めていた将軍さまと銀さん。

その目的は最終的にダンベルを全て揃え、超人閻魔+始祖を消滅させる闘いであったことが判明する。

 

なるほど、

未来永劫、監視&管理して自分たちは常に神のように必要な存在だと知らしめたい超人閻魔&ニャガさん

 

VS

自分たちで未来を切り拓いていける可能性を感じる地上の超人達に託し、自分たちは身を引こうよ将軍さま&銀さん。

 

というわけですね。

 

 

 

 

となると決着の落とし所は、

完璧超人軍→キン肉スグルとキン肉族を抹殺し、完璧超人による完璧な世の統治。
地上の超人軍→完璧超人との闘いに勝ち、「ともに分かり合う事で一緒に未来を切り拓こう!」

となるはず。

 

ただ、悪魔超人軍はそれに加えて「自分たちが世の中の中心になること」という思想もあるから、のちに正義VS悪魔の闘いになるのは目に見えている。

 

 

あら、完璧超人軍が勝った方が、見せかけだけだけど平和な世になるの・・・か?

 

 

@テリーマン、まさに正義超人を体現する男!

この第167話 決意の証し!!の巻は、何度読んでも胸に響きます。

 

テリーマンは、緒戦のマックス・ラジアル戦にて、

「俺たちは殺しあうために闘うんじゃない、分かり合うために闘うんだ!」

これはジャスティスマン戦でも貫き、結果的にはジャスティスマンの心を動かすことになりました。

 

そのテリーマンは、すべての始祖を消滅させるダンベルは渡せないと言い放つ!

 

 

そこで、銀さんはすかさず、

「では、まだ私たちがいないと、あなたたちはやっていけないのですか?」

と問いかけます。

 

 

完璧始祖たちがなぜ不老不死でこれまで生き続けてきたのかというと、

「新たな超人の成長を見守り後押しすること」

とのこと。

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そして、地上の超人たちの未来への可能性を感じ、

「私たちをそろそろ死なせてくれませんか?」

と言い放ちます。

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重い言葉です。
何十億年も生き続けなければ言えない台詞です。。。

 

 

いやぁ、テリーマンは純粋に

「とは言っても死ぬことはないんじゃないか」

と言いたかっただけだと思いますがね。

 

 

 

ちゃちゃを入れるのはこれくらいにして、

何十億年の悠久の時に渡る想いを語り、それを自分の直系のキン肉マンではなく、

正義超人の中であえてテリーマンに託すところがもうたまらない。

 

 

テリーマンは長く、重い葛藤を経て、

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ダンベルを差し出します。

 

 

そして、ダンベルを受け取りながら、銀さん、

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と。。。

 

 

号泣〜〜〜!!!

 

 

何度読んでも目からしょっぱい水があふれ出る。。。

 

 

託すものと託されるもの
言葉は重要ではなく、覚悟が重要なのだということです。

 

 

@完璧始祖たちが消滅・・・しない?だと

見つめ合い、覚悟を確認し合う、将軍さまと銀さん・・・

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悪魔超人軍の首領格であるサンシャインにダンベルはめはめの任務を託し、
涙ながらその役目を果たすサンシャイン。。。

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このシーンも胸にくるものがあります。

まあ、一度アシャラマンと二人で将軍さまを見限ってましたけどね・・・

 

 

 

 

そして、このシーンは結構秀逸だと思うのです。
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なぜか、ダンベルが揃って意に反した消滅の危機なのに、抵抗せずにいる超人閻魔。

そして、消滅の光を浴びた際に、両目をぎゅっとつぶっているように見えます。。。

 

なぜ?   (チョットカワユイ)
覚悟していたの?

 

ここら辺の心情が明らかになることがあるのかな・・・

 

 

 

@さらば、愛すべきニャガさん。。。

全員消滅か!と思ったら、ニャガさんの深いオモイヤリの細工により、ニャガさんだけ消滅となってしまいました。。。

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まじか!!
テンスー、じゃない、サイコマン、いやニャガさん!!
いやだー!!!!!

 

 

 

この憎まれ口も最後かと思うと・・・
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このやりとりだけは銀さん許せません!
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もう少し柔らかく言えたと思うのに。

ここだけ見ると、「高潔」ではなく「意固地」に見えるYO。

 

 

 

 

自分の作った消滅システムの改ざんに激怒するが、

こと一人の腹心として忠義に対しては心から感謝を述べる超人閻魔さん・・・
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ここも何気に名シーン。。。

 

 

というかもう少し悪役に徹するとかできないんですか!

全然憎めないし、むしろどんどん感情移入してしまって困ってますよ、読者は・・・

 

 

 

 

そして、銀さんもタイムリミットが来て消滅、寄り添うマスクと帽子の名シーンへ

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めっちゃいいよ〜〜〜〜〜!!!!!

 

 

 

ただ、銀さんが復活してまた消えるくだりはよく分からないというか、「ふーん」としか思わなかったのでスルーします。

結局、銀さんは生きてるの?死んでるの?

死ぬことと消滅の境が分からないし、

マスクだけの存在って、理解が全く及ばないし。

 

いや、ニャガさんを体現するものが帽子ってのは良いんだけど、

銀さんを体現するものがマスクって、というか首だよね!

 

 

「考えるのをやめた(キュ)・・・」

 

 

 

@ジャスティスマンよ、どこへ向かう・・・

なぜか、去っていくジャスティスマンをすかさず勧誘するテリーマン。
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結局、格が落ちず、無敵の印象のまま、

「自分探しの旅へ出る」

とジャスティスマンさん。

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最後までつかめない方でした・・・

 

 

「ハワワ〜」

の掛け声だけはいつまでも耳に残っていますが・・・

 

 

@ついに禁断のキン肉族同士の闘いが幕を開ける

なんとなく銀さんに仕組まれた感があるこの闘い!

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現在、週刊連載で壮絶な闘いが続いています。

 

 

この時はまさかネメさんへこんな感情が芽生えるとは思いませんでしたが・・・

 

 

果たして、どのような結末を迎えるのか!

 

 

 

いやぁ、楽しみが尽きないですね〜

 

 

 

 

 

 

 

 

P.S.コミックスの感想はボリュームありすぎて、なかなか骨が折れました・・・
これでもだいぶ端折ったのですが、、、

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